好酸球性副鼻腔炎の日記

鎮痛剤が全く使えない人の副鼻腔炎との付き合い方

⑤術後1日目

こんにちは。ふくびです。

訪問していただき、ありがとうございます(^ ^)

アスピリン不耐症持ちが副鼻腔炎の手術を受けた記録です。

 

夜中、麻薬のボタンは3回押した。

他の患者さんは痛み止めを6時間おきに内服しておられる感じなので、3時間おきに押したのは多かったのかな?

モルヒネ注射の時は、確か制限があってお願いしても打ってもらえなかった記憶がある。

(因みに今回の手術とは別の病院)

 

朝目覚めると、吐き気は増し増し。

怠さも増し増し。口はカラカラで顔はパンパン。

最悪な状態。(まだ自分の姿は鏡で見てない)

 

そんな中でも、食事は通常食が出された。

食べる気には全くなれない。

なんとか上半身を起こして水分を取るのが精一杯でした。

 

入院計画では、術後1日でおしっこの管をとり、部屋の中の移動はOK。お風呂洗顔はNG。

とにかく予定通り帰りたい私は、この通り進むよう頑張る気満々。(気分だけ)

 

朝食時間が終わると(結局食べられなかった)、耳鼻咽喉科の担当の先生・師長さん、緩和ケアの先生が様子を見てきてくれた。

 

「気分はどうですか?痛みは?」

 

「痛みはそんなにないです。ただ、怠いのと苦しいです」

 

「起き上がれますか?」

 

ゆっくり起き上がり、何とか立つために体勢を変えようとしたら、周りがグニャッと曲がって見えた。

 

「ふくびさん、ちょっと座ってこれ見てもらえますか?」

耳鼻咽喉科の先生が人差し指で「1」を作って見せてくれた。

「二重に見えたりします?」

 

二重には見えない。ただ、焦点が合いづらい。

「見えません。1本です」

 

「うーん…」

と先生は何か考え、師長さんに

「ちょと無理かなぁ〜」

と伝えられた。

 

あぁーーー!!ミッション失敗。

今日の計画は見送りだ…と私は悟り同時に退院日も遅れるなぁと予想した。

 

今日も出来るだけベッド上で安静。歩いても構わないけど無理をしない。

 

緩和ケアの先生とも相談され、吐き気止めの点滴の追加と麻薬の投与量を少し減らす、との事だった。

 

その後の昼食・夕食も口にする事なく、ただ横になっていた。

ご飯が食べれないのは、痛みや吐き気のせいよりも、鼻が綿球でパンパン、口呼吸のみにまだ慣れなくて、水を飲むのもかなり意識しないとできない。

とても起き上がって吐き気をもよおしながら、「飲む」より技術がいりそうな「噛んでゴックン」をする気も体力もなかった。

 

とにかく、この鼻の穴にパンッパンに詰まっている綿球が憎かった!