こんにちは。ふくびです。
訪問していただき、ありがとうございます(^ ^)
夜中、麻薬のボタンは3回押した。
他の患者さんは痛み止めを6時間おきに内服しておられる感じなので、3時間おきに押したのは多かったのかな?
モルヒネ注射の時は、確か制限があってお願いしても打ってもらえなかった記憶がある。
(因みに今回の手術とは別の病院)
朝目覚めると、吐き気は増し増し。
怠さも増し増し。口はカラカラで顔はパンパン。
最悪な状態。(まだ自分の姿は鏡で見てない)
そんな中でも、食事は通常食が出された。
食べる気には全くなれない。
なんとか上半身を起こして水分を取るのが精一杯でした。
入院計画では、術後1日でおしっこの管をとり、部屋の中の移動はOK。お風呂洗顔はNG。
とにかく予定通り帰りたい私は、この通り進むよう頑張る気満々。(気分だけ)
朝食時間が終わると(結局食べられなかった)、耳鼻咽喉科の担当の先生・師長さん、緩和ケアの先生が様子を見てきてくれた。
「気分はどうですか?痛みは?」
「痛みはそんなにないです。ただ、怠いのと苦しいです」
「起き上がれますか?」
ゆっくり起き上がり、何とか立つために体勢を変えようとしたら、周りがグニャッと曲がって見えた。
「ふくびさん、ちょっと座ってこれ見てもらえますか?」
耳鼻咽喉科の先生が人差し指で「1」を作って見せてくれた。
「二重に見えたりします?」
二重には見えない。ただ、焦点が合いづらい。
「見えません。1本です」
「うーん…」
と先生は何か考え、師長さんに
「ちょと無理かなぁ〜」
と伝えられた。
あぁーーー!!ミッション失敗。
今日の計画は見送りだ…と私は悟り同時に退院日も遅れるなぁと予想した。
今日も出来るだけベッド上で安静。歩いても構わないけど無理をしない。
緩和ケアの先生とも相談され、吐き気止めの点滴の追加と麻薬の投与量を少し減らす、との事だった。
その後の昼食・夕食も口にする事なく、ただ横になっていた。
ご飯が食べれないのは、痛みや吐き気のせいよりも、鼻が綿球でパンパン、口呼吸のみにまだ慣れなくて、水を飲むのもかなり意識しないとできない。
とても起き上がって吐き気をもよおしながら、「飲む」より技術がいりそうな「噛んでゴックン」をする気も体力もなかった。
とにかく、この鼻の穴にパンッパンに詰まっている綿球が憎かった!