好酸球性副鼻腔炎の日記

鎮痛剤が全く使えない人の副鼻腔炎との付き合い方

突然の体質変化

好酸球副鼻腔炎患者・ふくびです。

好酸球副鼻腔炎と診断されるまでの身体の変化などについて書いていきます。

同じような症状にお悩みの方の参考になれば幸いです。

 

25歳で気管支喘息になり、薬が手放せなくなった。

症状が酷い時はステロイド内服、落ち着いていても抗アレルギー剤は飲んでいた。

 

アレルゲンが特定できていないため、何に気をつければいいのかわからない。

ホルムアルデヒドの可能性があったため、新築の建物や、化学的な殺虫剤などは避けるようにしていた。

それでも2ヶ月に1回位は大きな発作があり、しょっちゅう救急外来に行っていた。

 

鼻の方は、喘息発症前から悪かった。

その当時は蓄膿と言われていた。

何か恥ずかしかったので、積極的に治療はしておらず、いつも鼻は詰まった感じだった。

 

喘息発症後は、とにかく絶不調な数年間だった。

もともと疲れやすく、偏頭痛持ち。

その上に喘息で体力はますます落ち、元気な日なんて殆どなかった。

 

それでも仕事や家事をこなすため、呼吸をスムーズにするために喘息薬を毎日飲み、痛みを誤魔化すため鎮痛剤をよく飲んでいた。

 

そんな生活を3年ほどしたある日曜日、偏頭痛があるけれど外出しなければならなかったため、バファリンを飲んで車で出かけた。

 

抜け道を使って目的地に向かう途中、山の中の道を走っている時、喘息の発作が起きた。

メプチンを吸入し様子をみる。

いつもなら1度吸入すれば大丈夫だけど、その日は全く治らない。

どんどん鼻の奥、喉も腫れ上がっている感じがする。

涙が止まらない。

息ができない。

明らかにいつもと違った。

幸い運転は夫がしていた。

山の中を猛スピードで走り、一番近い救急外来のある病院へ連れて行ってくれた。

 

点滴を受け、2時間ほど安静にすると呼吸も楽になった。

話もできるようになったので、担当の先生の質問に答えていった。

 

「ふくびさん、今回の発作はアナフィラキシーです。お話からですと、鎮痛剤が原因かと思います。一度お近くの大きな病院へ行かれた方がいいと思います。あと、今後、解熱鎮痛剤は飲まないようにしてください。」

 

この日から、鎮痛剤が飲めない身体になってしまった。